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時には毅然と !

 《菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、韓国南部・釜山の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する「少女像」が設置されたことへの対抗措置を発表した。長嶺安政・駐韓大使と森本康敬・釜山総領事を一時帰国させるほか、日韓通貨スワップ協議の中断、日韓ハイレベル経済協議の延期、同総領事館職員による釜山関連行事への参加見合わせの4点を決定した。
  •  菅氏は、韓国政府が市民団体などによる少女像設置を事実上黙認していることについて、「少女像の設置は日韓関係に好ましくない影響を与える」と批判。外交関係に関するウィーン条約に基づき、韓国は日本の在外公館の威厳などを守る責務を負っていることに触れ、「領事機関の威厳を侵害するもので、条約の規定に照らして極めて遺憾」と述べた。‥‥以下略‥‥》=朝日新聞=。
 自民党政府としては珍しく強い態度で臨んだようだ。

 ことさら問題をこじらせる必要はないが、言うべき事やるべき事を主張しなければ外交は成り立たない。

 いつまでも対米外交のように御無理ごもっともと平伏ばかりしていれば、都道府県知事や国民からもバカにされるしさらには政府部内からも弱腰を追求されかねない。

 いったん政府間で決着が付いた問題を蒸し返すというのは外交上あり得ない。

 韓国内の一部団体の行動とはいえ、それを抑えられないような政府というのも。

 しかも、「解決金」を頂いておきながら。

 ただ、毅然とするのはアメリカやロシアにも同じ態度を取って欲しいと思う。

 けれど安部政権では弱いものへの上から被せるのと強国への卑屈な態度というのはこれからも変化はなさそうだ。

by arasiumitubame | 2017-01-06 12:17 | 国際